皆さんおはようございます。
先日、新指令台建設に伴い協議会で協議に行ってきました。
新指令台とそれに伴う4階のレイアウトの設計について現在話が進んでいます。12月に入り設計金額が決まり予算化が進んでから女性の仮眠室について意見聴取がありました。
消防庁は平成27年に次長通知で女性消防職員の職場参画を促すため職域拡大、管理職の意識改革、計画的な施設整備を国の方針として示しています。協議会はこの全国的な方向性を情報として知っているのですが、今回作成した設計図は現在の女性職員の職場環境に沿ったものではありませんでした。設計業務も終わりに差しかかり計画変更が難しい状況となっていました。
こういった事が起こらないように今年度に入ってから協議会は指令システム車両編成等検討部会への意見書提出、消防職員委員会への意見提出、指令課長への協議を実施してきましたが改善がされませんでした。
松阪中消防署の建替は25年以上先ですので今回の改修を逃すと適切な職場環境が中署にできません。今、予算がないという事を理由に未来の後輩たちに厳しい職場環境を残してはいけないので協議会で消防長、次長、総務課長、指令課長と協議しました。
結果として、4階にあるシャワー室の変更と、男性仮眠室内に避難口をつける事で、もともと予定していた男性用仮眠室を減らす事なく、女性仮眠室を1箇所、男女兼用の仮眠室を1箇所増設する方向で話が進みました。
多くの方に尽力いただき、未来の職員が安心して働ける職場づくりの一歩になったのではないかと思います。
今後もより良い松阪消防を作るために尽力していきますのでよろしくお願いします。