社会は生物です。考え方や価値観は、時代とともに動いています。消防組織にあっても同じこと。様々な変動に、いかに適切な対応がとれるか、それが重要であり、且つ難しいことです。

h1_1近年「救急車の出動件数増加」、こういった言葉をテレビで見たことがあるのではないでしょうか。これはまさに、消防職員を取り巻く環境が時代とともに変化してきていることを表しています。全国的に見ると過去10年において救急出場の件数は、およそ倍となりました。また、福祉施設の増加や、高層建築物、建築物構造の発展等に伴い、業務の増加や高度化が進んでいます。そういった中で、周囲の環境の変化にあわせ我々自身が変化しない事は怪我や死といったものに直結します。私達松消協は、そういった変動に対応できうる組織作りを目指し、活動しています。

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例えば、他消防本部と情報交換をしながら、連携を深め、知識や技術を向上させています。また、過酷な業務内容だからこそ、職員が働きやすい、開けた職場作りを心がけ、そのための意見集約や会議等の実効性を高めています。

日々の業務を行う職場を、明るく楽しいものとする事が住民の皆様に対し安定した良いサービスを提供する事に繋がるというのが我々協議会の考え方です。より良い消防行政を目指し、これからも努力を怠らず、前向きに前進していきます。